バンブー
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グッチシマ
グッチ（GUCCI）
イタリアのフィレンツェでグッチオ・グッチが創業したラグジュアリーブランド。
世界で初めて製品にデザイナーの名前を刻んだブランドの元祖として知られています。
グッチオ・グッチ鞄店は、高級で上質な商品を輸入販売するだけでなく、腕利きの職人を集めることで
特注品の製造と、高品質なアフターサービスの提供で、成長しました。世界大戦の影響で、皮革材料の
調達ができなくなった時も、異素材を組み合わせた製品を考案し、最初のアイコンとなるバンブーを
生み出しました。
創業者グッチオの死後、息子のアルドとルドルフォの間で経営権を巡って対立がおきてしまいます。
積極的に海外進出を進め、ブランドイメージの構築を徹底させ、ビジネスの根幹を担ってきたアルドに
対抗するため、ルドルフォは後にグッチのＣＥＯに就任するドメニコ・デ・ソーレと結びます。アルドから
実権を奪うことはできませんでしたが、ルドルフォの死後、息子マウリツィオが代表権を得ました。
マウリツィオは一族の対立から商品構成まで無秩序だったブランドの改革を行います。アルドの薫陶を
受けていた影響もあり、ブランドイメージの統一、向上を目指して精力的に活動しましたが、売り上げには
つながらず、妻による暗殺でその生涯を閉じました。
約40年に渡るお家騒動もグッチ一族が経営から離れて終わりを告げ、デ・ソーレ新社長主導の下、
トム・フォードがクリエイティブディレクターに就任。グッチは劇的な復活を遂げます。
フォードはシャネルを再生したカール・ラガーフェルドと並び称されることとなりました。
見事に復活を果たしたグッチは現在、ケリンググループに属します。ケリングのラグジュアリー部門は
グッチグループとも呼ばれ、LVMH、リシュモンに次ぐグループを形成しています。
