シャネル(CHANEL)
1909年にココ・シャネルが設立したファッションブランド。
ブランドポリシーは「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」、実用性と機能性を併せ持つ
デザインは女性の社会進出と相まって、ファッション業界に革命を起こしました。
シャネルの始まりは、帽子のアトリエ「シャネル・モード」。実用を重視した装飾のないシンプルさが
評判を呼び大繁盛。パリのカンボン通りに進出します。
ファッションデザインにも興味を持ったココ・シャネルが、自作し着用していた洋服が評判となり、
ファッションブティック「ガブリエル・シャネル」をオープン。時代の要請に応え、長年支配的だった
コルセットから女性を解放し、スカートの裾を地面から離しました。
その後も、シャネルNO5、リトル・ブラック・ドレス、15年の空白の期間を空けてシャネル・スーツなど
シャネルのアイコンを生み出し、亡くなる直前までコレクションの準備をしていたほど、情熱的な生涯
でした。
現在のデザイナーは、カール・ラガーフェルドが務めており、シャネルの魂はそのままに新たな世界観を
生み出しています。