■印籠は男性用の装身具で、その名の通り印を入れる容器でした。
だんだんと常備薬などを入れる携帯容器の扱いとなり、江戸時代にはおしゃれアイテムとなりました。
現代で考えるとウォレットチェーンのような位置づけでしょうか。
■武家社会においては裃を着用する際、腰に下げるのを習わしとしたとか
礼装ではポケットチーフのような使われ方をしていたようですね。
■名品は蒔絵や螺鈿などの精巧な装飾が施され、美術工芸品として高い価値があります。
海外でも高く評価されており、浮世絵のように流出してしまった歴史があります。
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